施設長挨拶

 

病院グループによる運営で

医療必要度高い方も受入れ

 

サービス付き高齢者住宅「特定施設入居者介護すいせん」は、医療必要度が高い方も入居可能な終身型ホームです。和泉市立総合医療センターを運営する医療法人徳洲会が運営していることから、多面的に病院からのサポートを得られるのが特徴です。具体的には人工呼吸器を装着されている方や気管切開されている方、中心静脈栄養の方も当施設では対応可能で、万が一の緊急事態にも24時間365日、和泉市立総合医療センターがバックアップする体制を築いています。

施設長を務める私は和泉市立総合医療センターの副看護部長の経験をもち、病院スタッフとの連携がスムーズなだけでなく、当施設スタッフの研修を病院で実施し職員のスキルアップを図ったり、重症の褥瘡やせん妄、各種感染症には病院の認定看護師に相談し入所者様の健康状態の改善を図ったりと、一施設だけでは叶わない広がりのあるサービスを提供してまいります。

もちろん、医療面だけでなく入居者様が豊かな生活を送れるよう、七夕祭りやクリスマスなど季節の行事を取り込み、1階には地域交流スペースを設けるほか駄菓子屋もつくり、近隣の子どもたちがおやつを買いに訪れる際、自然に入居者様と触れ合えるような環境も整備してまいります。

また、当施設で暮らされる方に加え、普段はご自宅で生活されている方のレスパイト入所につきましても積極的に受け入れる方針で、重症のALS(筋萎縮性側索硬化症)の方などに普段付き添われているご家族のひと休みの時間をつくっていきたいと考えております。

高齢になってから住み慣れた地を離れるのは大変なことです。職員一同、やさしさと思いやりの心で、長く暮らしてきた地域で最後までその方らしく暮らしていける場をつくってまいりたいと思います。

特定施設入居者生活介護すいせん 施設長
森 陽子